スーパーフードとは?すごい栄養価にびっくり!その種類と食べ方を紹介
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最近、この「スーパーフード」という言葉をよく聞くようになってきましたね?

芸能人もこのスーパーフードでダイエットしてる方とかがいたり

「スーパーフード買いました~」っとツイートしてみたり。

 

私、恥ずかしながらこの「スーパーフード」、知らなかったんです。

それで色々調べてみました。

 

ここでは、まず、「スーパーフード」の種類と

どうやって食べたらいいの?についてご紹介していきたいと思います。

 

スーパーフードとは?

そもそもこの「スーパーフード」って何なのでしょうか?

■スーパーフードの定義

栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、

ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。

一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、

料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

 

■スーパーフードの基準

スーパーフードの発祥の地アメリカで、一般的に「スーパーフード」

として認知・評価されている食品であること。

「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。

それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、

その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。

引用:スーパーフード協会HP

というもで結構厳格に定義されています。

アメリカで認知・評価されていなければいけないとは

なかなか厳しい。

 

それではどんなものが、このスーパーフードと言われているのでしょう?

 

スーパーフードの種類と摂取方法(食べ方)

スーパーフードとして、日本のスーパーフード協会が

特に重要だと考えているのは、以下の10品種

【プライマリースーパーフード10】

・スピルリナ ・マカ ・クコの実(ゴジベリー) ・カカオ

・チアシード ・ココナッツ ・アサイー ・カムカム

・ブロッコリースーパースプラウト ・麻の実(ヘンプ)

のようです。

 

アサイーやマカ、クコの実、カカオ、ココナッツ、ブロッコリースプラウト

などは比較的有名ですが、それ以外は私まったく知りませんでした。

スピルリナとか、想像もつきません(笑)

 

順番に見ていきましょう。

スピルリナ

顕微鏡写真です(笑)

スピルリナは30億年前から存在する世界最古の藻の一種です。

サイズは幅0.005~0.008mm

長さは0.3~0.5mmほど

スピルリナは中東・アフリカ・南米の高地・高塩分・高アルカリ

のような過酷な状況でも繁殖できる生命力の強い生き物です。そんな過酷な状況を

生き抜く栄養素が多分に含まれていることから健康食品として注目を浴びています。

スピルリナはなんと70種類以上もの豊富な栄養素を含んでいます。

同じもの仲間で栄養価が高いといわれているユーグレナ(ミドリムシ)59種類、やクロレラ

46種類、と比べても圧倒的です。

ですので、スピルリナは乾燥してパウダー状にしたものや、固めてサプリにして摂取するのが一般的です。

また、スピルリナの凄いところは、栄養価もそうですが、なんといっても吸収率です。

なんと95%!!!

いくら栄養価が高くても体に吸収されなければ意味がありません。

スピルリナがスーパーフードの王様と言われるのは、この吸収率の高さも

あるようです。

マカ

マカはご存じの方も多いと思いますが、こちらもスピルリナ

と同様、標高4000m以上、年間平均気温7度以下という

きびしい環境下で栽培されています。

マカは、カブや、大根の仲間です。

マカにはアルギニン酸やリジンなどの必須アミノ酸、

リノール酸やα(アルファ)―リノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれ、米や小麦を

上回る栄養価があります。

マカは昔から滋養強壮の食材として珍重されてきました。

クコの実(ゴジベリー)

日本ではクコの実と言われていますが、欧米では

ゴジベリーと言われています。

クコの実が取れるクコは東アジアを原産とする

ナス科の植物です。

中国では3000年い所前から薬効の高さで知られていて

楊貴妃も日常的に食べていたとされています。

日本には平安時代に中国から伝わっており、徳川家康も愛用していたようです。

効果としては、マカと同様、滋養強壮効果が高いようです。

カカオ

カカオと言えばチョコレートの原料でアーモンドっぽいもの

をイメージしていましたが、この写真の樹の実の種なんですね。

カカオと言えばやはりポリフェノールを多く含んでいて

リンゴやワイン、コーヒーなどよりも突出したポリフェノール含量

を誇る食べ物です。

ポリフェノールの効果として一般的なのは、体のサビを取ってくれたり血管を広げる効果が

あったりと色々な研究成果が発表されていますよね。

このカカオの食べ方はやはりチョコレートやココアと言ったものが一般的ですね。

チアシード

チアシードはシソ科のチアの種子で、2mm程度の小さな

種です。水につけると粘膜に包まれ、ジェル状になります。

栄養価は非常に高く、特に食物繊維やαリノレン酸、

アミノ酸を豊富に含んでいます。

αリノレン酸は体内で作ることができない「必須脂肪酸」です。

効果は、認知症やアルツハイマーの予防、改善や記憶力の改善などが一般的に

言われています。

また食物繊維も豊富に含んでおり、コレステロールの改善、血糖値改善、便秘

などにも効果があるといわれています。

食べ方としては、チアシードはほぼ無味なので、サラダなどに直接振りかけたり

ヨーグルトなどに混ぜたりと、何にでも相性がいいようです。

食感は水分を含むとジェル状のタピオカの様になります。

少量で満腹感を得られるので、ダイエット食品としても注目されています。

ココナッツ

ココナッツは中の透明の液体にカリウムを多く含んでおり

天然のスポーツドリンクと言われています。

またココナッツオイルは中鎖脂肪酸を多く含みます。

中鎖脂肪酸は代謝が早く、体の中の脂肪を使いながら

エネルギーに変えるといわれているので痩せる油といわれています。

摂取方法としてはココナッツオイルやココナッツミルクを活用した料理で摂取するのが

一般的です。コーヒーに入れたり、パンに塗ったりとシンプルな摂取方法もありますが

中にはココナッツオイルでうがいをするといった使い方もあるようです。

ココナッツオイルは常温で固まってしまうので、夏場オンリーかもしれません(笑)

アサイー

見た目はブルーベリーに似ていますよね。

アサイーはアマゾン原産のヤシ科の植物。

アサイーも栄養価が非常に高い果実で、ポリフェノールが

ブルーベリーの18倍、鉄分はレバーの3倍、カルシウムや食物繊維も

豊富に含んでいます。

摂取方法はすりつぶしてジュースにして飲んだり、果実をそのまま他の果実と一緒に食べたり

グラノーラなどと一緒に食べたりするのが一般的です。

カムカム

これはスーパーフードに出会うまでは全く知らなかった果物ですね。

見た目はすももに似ています。

カムカムはフトモモ科の常緑低木。木の高さは3mくらいにしかなりません。

原産地はアマゾン川流域の熱帯雨林に自生しています。

その果実であるカムカムは、とにかくビタミンの含有量が凄いです。

カムカム100g当たり2800mgとレモンの50~60倍。ポリフェノールも1400mg。

ほかにアミノ酸のバリン・ロイシン・セリンや、フラボノイド、エラグ酸等も多く含んでいます。

近年、その栄養価の高さから消費が多くなったことによって野生のカムカムは絶滅が危惧されるように

なり、ペルー政府は生の果実や木や種子の持ち出しを禁止しています。日本には、2004年に浜名湖花博に

特別許可で初めて入ってきました。

カムカムはジュースで飲むのが一般的ですが乾燥した果実の粉末やサプリでも売られています。

ブロッコリースーパースプラウト

こちらは最近日本のスーパーなどでも販売されている

ブロッコリースーパースプラウトです。食卓に並ぶことも

あるのではないでしょうか?ブロッコリーの新芽ですね。

サラダにして食べるとおいしいですよね。しかも栄養価も

かなり高いし。見た目はカイワレ大根に似ていますが、少し細い

感じですね。ブロッコリースーパースプラウトの栄養価は、まずビタミンⅭがレモンの2倍、

疲労回復のビタミンB1や抗酸化作用の強いビタミンAも多く含んでいます。さらに最近

注目を浴びているのが「スルフォラファン」といわれるファイトケミカル。

ファイトケミカルとは、紫外線や害虫、菌などの外敵から身を守るため、

植物に元から含まれているいろんな化学物質のことです。

「スルフォラファン」は色々な効果がありそうです。

麻の実(ヘンプ)

この麻の実、ヘンプシードと言われますが、スーパーフードとして

有名になりました。日本では七味唐辛子にはいってたりするんです。

一番大きな粒のやつです。

スーパーフードとして認められていますから当然、栄養価も高いです。

ヘンプシードはたんぱく質を多く含んでいます。

しかもたんぱく質を構成するアミノ酸の中には、体内では作り出せないため、外から取り込まなければ

ならない必須アミノ酸が9種類ありますが、ヘンプシードにはこの9種類すべて含まれています。

他にも鉄、銅、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル、不溶性食物繊維などがぎっしり!

このバランスの良さがスーパーフードと呼ばれる所以です。

摂取の方法としては、ヘンプシードを絞ったヘンプオイルが有名です。ほかにも過熱して

臼でひいたヘンプシードパウダーの形でも販売されています。

 

ここまでが、スーパーフード協会が特に重要だと考えているスーパーフード

について見てきました。

身近なものから、初めて聞くものまでいろいろあったと思います。

身近なものは、すでに摂取しているものもあったのではないでしょうか。

 

私が今、一番気になっているのは、やはりスーパーフードの王様と言われている

「スピルリナ」です。これは早速購入してみたいと思います。

 

これから来そうな日本のスーパーフードは?

日本のスーパーフードはどのようなものがあるのでしょう。

日本にも、多くのスーパーフードがありますが、日本スーパーフード協会が

これから来そうなスーパーフードを予想していますので、少し見ていきましょう。

こちらも定義があります。

日本の食文化において、日本人の健康と幸福に寄与してきたと評価される、
 伝統自然食品や伝統的製造法を有する国産の食品。

日本の伝統食を再構築し、新しいカタチ、新しい食し方で国内外に普及する
 活動をしていくことを目的とした、日本発・日本独自のスーパーフード。

という定義に見合った食材がこちら!

第1位  ITはなびらたけ     【分類:伝統自然食】
第2位  緑茶ボウル        【分類:茶類】
第3位  進化系ふりかけ      【分類:伝統自然食】
第4位  玄米ぬか油        【分類:米類】
第5位  玄米甘酒         【分類:米類】
第6位  かす床、かす漬け     【分類:発酵食】
第7位  むらさきいも       【分類:伝統自然食】
第8位  進化系あずき       【分類:伝統自然食】
第9位  アカモク         【分類:藻類】
第10位  江戸味噌         【分類:発酵食】

日本にも伝統的な食品が数多くあります。

おじいちゃんやおばあちゃんに聞いてみたらもっと出てくるかもしれませんね。

ジャパニーズスーパーフードについては別のページで詳しく見ていきたいと思いますので

お楽しみに。

 

この中で私が気になっているのは「緑茶ボウル」です。

緑茶ボウルとは、ワンボウルで様々な栄養が取れる丼料理(ワンボウル料理)に

緑茶のパワーをプラスしたいわゆる「進化系お茶づけ」です。

 

伝統料理ではなさそうですが、アボカドなどをお茶漬けにした栄養価

満点のお茶漬けと言ったところでしょうか。

 

とはいえ普通のお茶漬けとは全く別物なので、お茶漬けをイメージして

食べるとちょっとびっくりしてしまいますね。

 

まとめ

最近話題のスーパーフードについて見てきましたがいかがでしたか?

ジャパニーズスーパーフードは別のページで詳しく見ていきたいと思います。

 

スーパーフードと言われるだけあって、栄養はすごかったですね。

スピルリナは早速試してみたいと思います。

 

ただ、いくら栄養価が高いといっても、これだけで人間は生きていけるわけでは

ありませんので、バランスのよい食事に心がけるようにしましょうね。

 

日本人は流行りものには弱いので(笑)

 

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